デザインチームのおれいです。先日の記事にあったように、フラットクラブは、スタンプ&インクにも力を入れて行きたいと思っているわけですが、私もねえ、スタンプ&インクのことはいつも気になっていました。でもなかなか、本格的に手を出せないというか、仲良くしたいけど、声をかけづらい友達みたいなかんじでした。で、今回、思い切って声をかけてみることにしましたよ。
というわけで。フラットクラブDTによるスタンプ実践講座。第一回目は「
ディストレスインクを使ってみよう」です!
ディストレスインク。紙に着色するためのインクです。
インクブレンディング・ツールという薄いスポンジや、市販の化粧用スポンジなどで、紙に着色していきます。
左が「
インクブレンディング・ツール」。右が「
ヴィンテージ・フォト」という色の「
ディストレスインク」。まん中に白い紙を用意しました。汚れてもいいように、新聞紙や広告チラシを敷いて、準備完了。
ブレンディングツールを開けました。薄いスポンジが、マジックテープでウッドにくっつく仕組みです。この薄いスポンジは色見によって使い分けます。薄いスポンジだけの
インクブレンディングツールの交換用フォームも売っています。
さあ、着色しましょう。
ディストレスインクのインクパッドの表面をなでるように、ぐりぐりと。ポンポンポンだと、ちゃんとつきません。ぐーりぐーりぐーり、とインクパッドの表面を3周しました。
そして、紙に着色です。黒い取っ手より、ウッドの部分を持って紙に着色しましょう。こっちのほうが、安定してできます。どんなふうに着色するかは、お好みですが、紙の表面をなでるように着色するとムラが少ないと思います。
着色する紙のテクスチャー(表面のでこぼこ)によっても、発色が全然違います。左側は「
バジル・クリームパフ」。右は「
バジル・ホワイト」です。クリームパフは「クリスクロス」というテクスチャで、比較的インクが染み込むのに時間がかかるため、インクがまんべんなく広がり、スムースな仕上がり。バジルホワイトは「キャンバス」というテクスチャで、すぐにインクが染み込むので、ブレンディングツールの通った跡がわかる仕上がり。どっちもどっちで、これはこれで、あれはあれで、いいかんじ。
こうしてインクでバックグラウンドを作り、文字スタンプなんかを押しちゃったりしたら、これだけで、大満足。かっこいいー! とニヤリ。
写真を貼ってできあがり。5分もかからず、完成しました。楽しい! 簡単! ディストレスインク、最高!
ディストレスインクは、色もたくさんあります。これからフラットクラブのお店にも増えていく予定です。好みの色を見つけてくださいね。
というわけで今回は基礎の基礎を紹介しましたが、以前、フラットクラブDTのikueちゃんがディストレスインクの使い方を紹介しています。今回のただグリグリするだけじゃない、レベルアップバージョン。どうぞ、こちらもご覧ください。 →
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次回予告:「カットアウト&カラーリング」 お楽しみにー!