フラットクラブでは、今週、Ranger(レンジャー)というメーカーのATCカードが4種類入荷しました!
ATCのページはこちら。
ATCとは、Artist Trrading Card(アーティストトレーディングカード)のことで、2.5x3.5インチサイズのカードにデコレーションして、愛好家同士で交換をしたり、コレクションしたりするカードです。
今回、この中でも、白いグロスペーパーを、いろいろなインクで試してみました~
グロスペーパーは、つやのある表面で、見た目は家庭用のインクジェットプリンタ写真用紙を想像していただくといいと思います。
染料インクをとてもよく吸収し、きれいなつやつやのATCカードを作ることができます!

【ディストレスインク】(染料インク)
まず、ディストレスインク。インクブレンディングツールにつけたインクが、なめらかにとてもよく伸びます。2,3色の重ねづけをしても、とてもきれいなグラデーションが作れます。なのでディストレスインクとの相性は、とても良いです。
画像は、ディストレスインクで背景を作ったところへ、ステイズオンのブラウンでスタンプしました。
このグロスペーパーは、家庭用のインクジェット写真用紙と質感などが似ています。そこで、試しに家庭用のインクジェット写真用紙にもディストレスインクを伸ばしてみました。結果は×。キュッキュッとしてしまって、きれいにのびませんでした。写真用紙は、どうやら、インクの吸収がよすぎるようです。アートニック(速乾性でないインク)も、すぐに吸収してしまいます。
【ステイズオン・ブリリアンス・バーサマジック】(顔料インク)
ステイズオンと同様、ブリリアンス、バーサマジックなどの速乾性の顔料インクは、問題なく付きます。顔料インクを押した部分は、マット(つやなし)な質感になって、いい感じです。
茶色の円形のスタンプは、ステイズオンのブラウンで、縦長のスワロールのスタンプは、ブリリアンスで押しています。
【ミスト】
ミストは、ある程度乾くのに時間がかかるので、ぼたっと付いてしまいます。なので△。
写真の右端に少し写っているのは、バジルホワイトにスプレーしたもので、こちらはとてもきれいにスプレーできています。ミストには、グロスペーパーは向かないようです。
【ヒートエンボス】
ヒートエンボスは、エンボスヒーターでかなり高温の風を当てることになりますが、このグロスペーパーは、そったり、ゆがんだりせず、熱にとても強いです。なので、ヒートエンボスには、とても適しています。
アートニック(速乾性でないインク)で、スタンプした後、エンボスパウダーをふりかけて、払い落とし、エンボスヒーターをかけました。
こちらも、家庭用の写真用紙で試してみましたが、まず、アートニックがすぐ吸収してしまってエンボスパウダーをくっつけることができません。また、ヒーターの熱にも弱く、紙がゆがんでしまいます。
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グロスペーパー以外にも、カードストック製の黒、マニラ、クラフトの各色のATCも入荷しています。
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ディストレスインクでつやのある美しい背景が作れるグロスペーパー。ぜひ、試してみてくださいね!
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